N様邸倉庫改修工事
今回は倉庫を建替えたいとのご依頼を受けました。
『地縄張り』
まず、建物の位置を決める作業を行います。
この後のすべての工事の基準となるこの作業です。
『遣り方』
建物の平面上で位置出しを地縄張りで行いましたので、今度は木の杭を打ち込んで水平面での位置だしを行います。
建物の隅部となるところにそれぞれ杭を打ちます。
杭をつなぐように、板を横向きに打ち付けます。
レベルという機械で確認しながら正確な高さを出していきます。
出したレベルは基礎工事が終わるまで高さの基準となるので、間違えないように慎重に出します!!
『基礎工事』
防湿シートをひき、基礎型枠、配筋、コンクリート打設の作業を行っていきます。
型枠を解体し、基礎コンクリートの施工完了です。
基礎の上に基礎パッキン、木の土台を組みボルトでしっかり固定したら土台設置完了です。
※土台面には白蟻防止剤を塗っています
『建て方・上棟』
一気に骨組みを建てていきます。建物自体大きくないので手作業で梁などを設置していきます。材木は重い物もあるので安全かつ手際よく作業を行います。
各所を金物で固定していきます。
シートを貼り、外壁(サイディング)作業を行っていきます。
窓を設置して、光の取り込みや換気が出来るにしました。
『折板屋根』を設置します。
野地板なしでそのまま梁の上に施行することができます。
鋼板をギザギザに折り曲げることにより屋根材そのものの強度が増して、大きな屋根・長い屋根をつくることなどができます。
折板屋根は主に...
体育館、工場、倉庫、駐車場、駐輪場などで見かけると思います!
樋もかけて屋根は完成です。
室内にはご施主様の要望で道具などを置く棚を作って欲しいとのことなので
大工さんお手製の棚、スノコが出来上がりました。
こちらはスコップやほうきなどが掛けられるように設置しました。
ご施主様からとても喜ばれました♪
シャッターも設置完了
工事完了です。立派な倉庫が完成しました!